地震発生論セミナー2008
概要
- 日時
- 毎週月曜16:30~
- 場所
- 理学部1号館710号室
- テーマ
- 地震予知
- 内容
-
テクトニック応力の蓄積から準静的な破壊核の形成を経て動的破壊の開始・伝播・停止に至る地震発生の全過程を, 岩石実験, データ解析, モデル計算等の様々なアプローチを通じて理解する.
今年度は地震の予測可能性をテーマとする. 現在行われている長期予測とその根拠, 中期・短期予測実現の可能性とそれに必要なものなどを検討する.
- 主催教員
- 松浦 充宏 (固体講座), 井出 哲 (固体講座)
- 世話人
- 直井 誠 (地震研究所)
参考 : 地震発生論セミナー2007年度版のサイト
論文pdfファイルへのアクセスは学内からのみに限定しています
ロードマップ
- 古典的な話題(2-4)
- 地震予知とは何か
- 予知可能性
- 前兆現象
- 震源モデル
- 地震活動
- 震源モデル(5-10)
- 前兆現象(12-15)
- 最近進展のあったもの
- 新しく出てきたもの
- 馴染みの薄いもの
- 臨界現象という概念(15-18)
- 地震活動(19-22)
- 統計地震学的アプローチ
- 予知可能性(23- )
- 地殻変動データによるシミュレーション
- Nature Debate ?
日程表
日付 | 回数 | 予定論文 | 担当 | 補足 |
---|---|---|---|---|
04月14日 | 01 | なし | 内出 | 趣旨説明と担当決め |
04月21日 | 02 | Scholtz (2002) Chapt. 7.1, 7.2 | 平野 | |
04月28日 | 03 | Scholtz (2002) Chapt. 7.3 | 永田 | |
05月05日 | こどもの日 | |||
05月12日 | 04 | Scholtz (2002) Chapt. 7.4, 7.5 | 宮林 | 準備:破壊核形成 |
05月19日 | 05 | Ohnaka and Shen (1999) | 丸山 | |
05月26日 | 連合大会 | |||
06月02日 | 06 | Dieterich (1992) | 加藤 | |
06月09日 | 07 | Roeloffs (2006) | 塩味 | 準備:アスペリティ・モデル |
06月16日 | 08 | Nedeau and Johnson (1998) | 前田 | |
06月23日 | 09 | Johnson and Nadeau (2002) | 田村 | |
06月30日 | 10 | Seno (2004) | 刀禰 | |
07月07日 | 11 | Matthews et al (2002) | 太田 | 補足プレゼン |
07月14日 | 12 | Nemec et al (2008) | 横田 | |
07月21日 | 海の日 | |||
07月28日 | 予備日 |
日付 | 回数 | 予定論文 | 担当 | 補足 |
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10月06日 | 01 | Freund 2007 a Freund 2007 b | 籾山 | 担当決め |
10月13日 | 体育の日 | |||
10月20日 | 02 | Inan et al 2008 | 丸山 | |
10月27日 | 03 | Lei (2006) Lei and Satoh.(2007) | 直井 | |
11月03日 | 文化の日 | |||
11月10日 | 04 | Keilis-Borok et al. (2004) | 横田 | |
11月17日 | 05 | Shebalin (2006) Tectonophysics | 田村 | |
11月24日 | 勤労感謝の日 | |||
12月01日 | 06 | Ogata (1999) | 前田 | |
12月08日 | 07 | Helmstetter and Sornette (2003) | 太田 | |
12月15日 | AGU | |||
12月22日 | 08 | McGuire et al. (2005) | 横田 | |
12月29日 | 冬休み | |||
01月05日 | 冬休み | |||
01月12日 | 冬休み | |||
01月19日 | 09 | Rhoades_and_Evison_2004_Pageoph_EEPAS (2004) | 田村 | |
01月26日 | 10 | Nanjo et al. (2006) | 丸山 | |
02月16日 | 11 | 松浦先生最終講演 | 松浦 |
ルール・方針
- 全員, 論文は事前に読んでくる(理解できなくとも良い)
- 発表者は, 前の週の終わりに10分程度の次回予告を行なう
- 数回に1回, 各テーマに入る前に, 予備知識の確認のため初学者向けレベルの補足プレゼンを(世話人が?)実施
- MLによる議論も歓迎, 但し量が増えるようであれば別個にそれなりのシステムを準備予定
- 第5回以降の担当者は初回に決定
論文リスト
回 | 意図 | 文献 |
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1 | 趣旨説明と担当決め |
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2 | 地震予知に関する古典的な話題 |
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3 | 地震予知に関する古典的な話題 |
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4 | 地震予知に関する古典的な話題 |
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5 | 地震発生のモデル:震源核形成モデル |
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6 | 地震発生のモデル:震源核形成モデル |
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7 | プレスリップ |
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8 | パークフィールドの繰り返し地震 |
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9 | 地震発生のモデル:アスペリティモデル・繰り返し地震 |
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10 | 地震発生のモデル:アスペリティモデル |
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11 | 地震サイクル |
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12 | 副次的前兆:電離圏異常 |
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連絡先
- 世話人:直井 誠 (地震研究所 D2) : naoi@eri
- 世話人補佐, Web管理:平野 史朗 (地震研究所 M2) : hirano@eri
- ML管理:太田 和晃 (固体講座 M2) : ohta@eps.s