地震発生論セミナー2023
Seismogenesis Seminar 2023
概要 Outline
- Time
- Monday 17:00-18:30
- Location
- 理学部1号館851号室またはZoom
- Topic
-
Summer:断層のレオロジー
-
Autumn:間隙流体と地震
- Professor
- 井出哲,安藤亮輔,田中愛幸(固体講座) 中谷正生,亀伸樹(地震研究所)
- Manager
- 村松和紀 (固体講座)
Previous seminars 2007, 2008, 2009, 2010, 2011, 2012, 2013, 2014, 2015, 2016, 2017, 2018, 2019, 2020, 2021, 2022,
ルール Rules
- 発表においては,スライドを用いて,担当する論文の論旨に沿って日本語で解説してください。論文の記述通りに直訳する必要はありません。
- 担当者以外の人も, 論文を事前に読んでおいてください。
Schedule of Summer Semester
| Date | Paper | Presenter | Information | Classroom |
|---|---|---|---|---|
| 04/10 | 担当決め | |||
| 04/17 | 休み | |||
| 04/24 | 休み | |||
| 05/01 | Chen and Spiers (2016) | 村松 | 851 | |
| 05/08 | den Hartog and Spiers (2014) | 柘植 | 851 | |
| 05/15 | 休み | |||
| 05/29 | Buijze et al. (2021) | 相川 | 851 | |
| 06/05 | Behr and Bürgmann (2021) | 矢野 | 851 | |
| 06/12 | Behr and Bürgmann (2021) | 増田 | 851 | |
| 06/19 | Niemeijer and Spiers (2007) | 大谷 | 851 | |
| 06/26 | M.P.A. van den Ende et al. (2018) | 綿貫 | 851 | |
| 07/03 | Ito and Ikari (2015) | 松嶋 | 851 | |
| 07/10 | Ma et al. (2022) | 宮嶌 | 851 | |
| 07/24 | Kirkpatrick et al. (2021) | 小山 | 851 |
Autumn Semester
| Date | Paper | Presenter | Information | Lecture room |
|---|---|---|---|---|
| 10/16 | 担当決め | オンライン | ||
| 10/23 | ||||
| 10/30 | ||||
| 11/6 | Rice (1992) | 小山 | 851 | |
| 11/13 | Rice (1992) | 村松 | 851 | |
| 11/20 | Andrews (2002) | 松嶋 | 851 | |
| 11/27 | Warren-Smith et al. (2020) | 宮嶌 | 851 | |
| 12/4 | ||||
| 12/11 | AGU | |||
| 12/18 | Tung et al. (2020) | 綿貫 | 851 | |
| 12/25 | Ujiie & Tsutsumi (2011) | 相川 | 851 | |
| 1/15 | Ross et al. (2021) | 大谷 | 851 | |
| 1/22 | Peacock (2009) | 矢野 | 851 |
論文リスト(Sセメ)
ねらい:地震の発生メカニズムにおける断層ガウジのレオロジーの役割を理解する。
粒径分布,ラフネス,ガウジ層の厚さなどが粒状断層ガウジの強度に及ぼす影響を室内実験で確かめる
ミクロなモデルで混合物の速度弱化の挙動を説明
イライト-石英断層ガウジにおける定常状態の摩擦挙動についてミクロなモデルを構築
ガウジの摩擦実験で速度・すべり依存性を測定
脆性固体の粘弾性破壊と粉体流のフレームワークを合わせたレオロジーの理論
RSFをミクロなモデルから検証
P波摂動に対する粒状媒質の非線形応答をSTZ理論に基づいてモデル化
Chen-Niemeijer-Spiers (CNS) モデルをサイクルシミュレーターQDYNに組み込む
沈み込みメランジにおけるクリープが,流れがジャミングによって断続的になるようなdistributed matrix deformationを介して起こるという仮説を検証
岩石実験で,main ruptureにおいて流体圧が0に降下し,またさらに進むとseismic suction pumpが起こることを観測した
スロー地震地質学のレビュー
不均質媒質を用いた摩擦実験
地上に露出する岩石に残るスロースリップの証拠に関するレビュー
圧縮された粒状媒質上のせん断実験から見る地震の時空間特性
ダイラタンシーがスロースリップの停止およびスロースリップからファスト地震への発展に与する役割を離散要素法で数値計算
離散要素法を用いて粒状媒質における固着とすべりの挙動をシミュレーションし,さらにマイクロスリップの空間分布とマクロな応力変動の相関を機械学習で調べた
論文リスト(Aセメ)
ねらい:間隙流体が断層強度に及ぼす影響を理解する
進め方:Rice(1992)はM2以上の学生2人が担当します。Rice(1992)が最初に読まれる必要はありませんが、必ず読まれる予定です。
【M2以上が2人で担当する論文です】 間隙水圧が静岩圧ほど高い(over pressure)することによって断層強度が低下する
thermal pressurizationのダイナミクス
核生成過程の後期でthermal pressurizationが支配的となる
Cascadiaと西南日本におけるETSと水の存在
dry/wetにおける断層ガウジの高速摩擦実験。dryでは粘土鉱物から脱水して気化し、熱加圧によってすべり弱化。wetではすべり弱化は間隙流体圧の上昇によって生じる
Cascadiaにおける流体の流束と地震活動
ウェスタリー花崗岩の摩擦実験における流体圧の変化とフラッシュヒーティングの関係
episodicな地殻応力と流体圧の蓄積・解放とスロースリップの関係
地殻内地震におけるfault valveのレビュー論文
テキサス州デラウェア盆地において排水処理のために地下に注入された水がM5地震を誘発した可能性を示唆
12年間分の群発地震のカタログの時空間分布から流体の輸送との関係を調べる
津波地震の原因となる浅部でのすべりは水が飽和した粘土が豊富で透水性が低いことによって流体が加圧されることに起因
箱根火山における群発地震と流体の移動