略歴 CV
東大地球惑星科学科博士課程中退 →国土交通省国土地理院(2002.4-2008.3), 論文博士(2006.3), GFZポツダム地球科学センター (2006.11-2007.10, 文科省宇宙開発関係在外研究員) →東大地震研究所(2008.4-2018.3) →東大理学部(2018.4-)回り道して研究者になりました。転機となったGFZには、地震研在籍時にも2回、短期で招聘して頂きました。縁は異なもので現在も共同研究を続けています。
Education:
B. Sc. Department of Geophysics, The University of Tokyo, March, 1999
M. Sc. Department of Earth and Planetary Science, The University of Tokyo,
March, 2001
Dr. Sc. Department of Earth and Planetary Science, The University of Tokyo,
March, 2006
Professional Experience:
Apr. 2002-Mar. 2008, Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism,
Geospatial Information Authority of Japan
Nov. 2006-Oct. 2007, Visiting Scientist, GFZ German Research Centre for
Geosciences
Apr. 2008-Oct. 2017, Research Assistant, Earthquake Research Institute,
The University of Tokyo
Nov. 2017-Mar. 2018, Associate Professor, Department of Earth and Planetary
Science, The University of Tokyo
Apr. 2018-, Associate Professor, Department of Earth and Planetary Science,
The University of Tokyo
委員等 Contribution to Academic Community (selected)
2015.6- IAG Inter Commission Committee on Theory, JSG 0.21 Geophysical modelling of time variations in deformation and gravity, Chair2017.3- IAG GGOS Science Panal, Member
2019.12- IAG Project, Novel Concepts and Quantum Technology in Geodesy, Member
受賞 Awards
2004.10 日本火山学会論文賞
2012.5 第20回日本測地学会坪井賞 The Geodetic Society of Japan, 20th Tsuboi Prize
2015.6 国際測地学協会(IAG), Bomford Prize (given every four years to a person
under age 40 for his/her outstanding theoretical work)
メッセージ Message
当研究室は、一人一人が自分らしさを発揮できる場所になることを目指します。知を追求したい、人の役に立つ仕事をしたい、世界の人々と出会いたい、独創的なアイデアで勝負したい、様々な志を持った人に集まってほしいと思います。観測から理論まで幅広く行っていますので、自然が好き、色々な場所を訪ねるのが好き、プログラミングが好き、数式でモデルを作るのが好き、など自分の個性を生かしながら研究することができます。修士・博士のテーマはあくまでも一つの研究に過ぎません。テーマを通して分野の基礎や研究の進め方を学ぶことで自然と応用力がつき、より幅広いことにチャレンジできるようになります。
就職を目指す方も、研究の経験を通して自分の知らなかった一面に気付いたり、問題解決の方法や伝え方を向上させるのに役立てていただければと思います。実質的な研究時間は2年ないとはいえ、人生の中でこれだけの精力を注いで何か一つのテーマに自ら取り組み深く考える機会は、研究職以外ではなかなか得にくいものです。
なお、ホームページで紹介している研究テーマはごく一部ですので、もし関連することで少しでも興味のある場合は気軽に訪問してください。様々な分野のことを聞くことは研究によい影響をもたらすと思います。心配するより、まず一歩踏み出してみましょう。