岩石構造・テクトニクスグループ
(岩構)

東京大学 大学院理学系研究科
地球惑星科学専攻
固体地球科学講座

メンバー

教授 ウォリス サイモン (Simon R. Wallis)
大学院理学系研究科・理学部 教員ページ 大学院理学系研究科 地球惑星科学専攻 
教員ページ

客員共同研究員: 永冶 方敬 (東京学芸大学 講師)
日本学術振興会特別研究員: 副島 祥吾
D3: 諸星 暁之
D2: 伊藤 泰輔, 小山 雪乃丞
M2: 増田 咲紀, 高畑 彩
M1: 會田幸樹
B4: 星輝, 高橋慶多

Former Members

  • Staff

    2019/9-2023/3 助教 永冶 方敬 (現 東京学芸大学 講師)

  • Students

    2024/07 E. Hassan (D)
    2024/3 T. Yeo (D), S. Soejima(D), S. Maehara(M), K. Aida (U)
    2023/3 K. Yamaoka (D), T. Ito (M), Y. Koyama (M)
    2022/3 T. Morohoshi (M), S. Maehara (U)
    2021/3 K. Yoshida (M), S. Soejima (M), T. Ito (U), Y. Koyama (U)
    2020/3 I. Sakaguchi (D), K. Yamaoka (M)
    2019/3 M. Yokota (M), N. Kameda (M)
    2018/3 D. Tsang (D), K. Sadamoto (M), N. Hanamoto (M)
    2017/3 Y. Harada (M), M. Yokota (U), N. Kameda (U)
    2016/3 T. Nagaya (D), H. Kawahara (M), K. Sadamoto (U)
    2014/3 T. Kondo (U)
    2013/3 H. Mori (D), N. Mori (M)
    2012/3 T. Nagaya (M)
    2011/3 A. Nishii (M), Y. Inoue (U)
    2010/3 S. Endo (D), C. Shirakawa (M), M. Mitsuishi (M)
    2009/3 H. Mori (M), A. Nishi (U)
    2008/3 H. Kobayashi (M)
    2007/3 S. Endo (M), M. Mitsuishi (U)
    2006/3 T. Fukunari (M), H. Shimizu (M), H. Kobayashi (U)
    2005/3 M. Ohtani (M), S. Endo (U)
    2004/3 T. Fukunari (U), H. Shimizu (U)
    2003/3 T. Mizukami (D), K. Chikaraishi (U), M. Ohtani (U)
    2002/3 Y. Adachi (M), H. Nakajima (U)
    2001/3 M. Matsumoto (M)
    2000/3 M. Aoya (D), Y. Moriyama (M), Y. Adachi (U), A. Watanabe (U)
    1999/3 M. Matsumoto (U)
    1998/3 K. Muta (M), T. Makino (M), Y. Moriyama (U)
    1996/3 M: Aoya (M)

  • PD Researchers

    2023/03/29 - 09/28 Olivia Hogg
    2018/3 - 2018/9 Eva Hartung
    2014/12 - 2016/12 Nicola Clark
    2014/8 - 2014/12 Owen Weller
    2013/10 - 2014/2 Daeyeong Kim
    2011/7 - 2011/10 Luca Caricchi
    2010/5 - 2011/5 Izabella Nowak
    2005/4 - 2008/3 Tomoyuki Mizukami

最近の国際共同研究例

スイス ジュネーヴ大学: Prof. L. Caricchi (development of plutonic systems)
アメリカ 南カリフォルニア大学: Prof J. P. Platt (development of microstructure in two phase rocks)
イギリス オックスフォード大学: Prof. J. D. Blundy (volcanism and natural resources)
イギリス オックスフォード大学: Prof. M. Kendall, Senior Research Fellow Dr. A. Walker (seismic anisotropy and microstructure)
アメリカ カーネギーメロン大学: Prof. M. DeGraef (development of EBSD systems)

ニュース

2024年12月2日

11月23日−27日、諸星さん、副島さんとSWが愛知県東部で地質調査をしました。
接触変成作用による物質移動や深成岩の貫入順序を調べる目的の調査でした。
概ね晴れで気分の良い秋の調査になりました。
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粗粒な花崗岩が泥質片岩に貫入して一部が溶融し、ネットワーク状につながったメルトが幅数cmの岩脈を形成して花崗岩を切断しています。

細粒な花崗岩が泥質片岩に貫入しています。粗粒な花崗岩と200mほどの距離で異なる岩相が見られ、複雑な貫入関係が観察できました。

紅柱石を含む泥質片岩。X-Z面で見られるporphyroblast非対称構造.

同じ紅柱石を含む泥質片岩の露頭。X-Z面で見られる細長い紅柱石のporphyroblast.

2024年8月12日

8月7日−9日和歌山県の龍門山とその周辺の地質を調査してきました。暑かったです!
凍らせたPETボトルがあって助かりました。
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泥質片岩。強い面構造を観察できます。よく見るとタイトな終曲も多数あります。

泥質片岩の拡大写真です。古い面構造は微細褶曲によって曲げられています。

龍門山の頂上(蛇紋岩)。途中、コンパスが180°回転するほど磁性の強い蛇紋岩がありました。

龍門山からの景色。民家の多い谷は中央構造線が走っています。

2024年8月12日

7月13日ー14日山梨県甲府市近くの金峰山に登りました。
産総研勤務のOB山岡さんに案内してもらいました。
花崗岩体の形成を考える上で大変参考になりました。ありがとうございました。
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滝での休憩

金峰山の山頂(2599 m)での集合。弱雨でした。

花崗岩に貫入した緩やかな傾斜を示すアプライト岩脈

花崗岩で見られる孔隙(miarolitic cavity). この組織は鉛直方向に伸びていることが多いです。

2024年7月6日

日本地球惑星科学連合(JpGU)の雑誌であるProgress in Earth and Planetary Scienceに新しい論文が発表されました。本論文では、非常に珍しい海洋域で発見された含柘榴石カンラン岩の微細組織などについて報告し、アセノスフェアにおける対流との関連性について議論しています。共著者の中に岩石テクトニクスセミナーのメンバーは複数名がいます:秋澤紀克、小澤一仁、ウォリス サイモン、永冶方敬、大島ちひろ。
https://progearthplanetsci.springeropen.com/articles/10.1186/s40645-024-00643-w

2024年7月1日

ラマン炭質物温度計に関する新しい論文が発表されました。
著者は名大・東大の「がんこう」グループのメンバー複数名を含みます(ウォリス サイモン, 纐纈佑衣, 青矢睦月, 山岡健)。
論文はラマンスペクトラを自動的に解析できる新しい手法を紹介しており、炭質物測定から変成温度を決めようとする研究者の作業効率に大きく貢献できることを期待したいです。
https://progearthplanetsci.springeropen.com/articles/10.1186/s40645-024-00637-8



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