M1の彦坂君の論文もアクセプトされました

M1の彦坂君の論文が、アメリカ鉱物学会の学会誌American MineralogistにLetterとしてアクセプトされました。常圧で見られる鉄の酸化物はFeO(ウスタイト)、Fe3O4(マグネタイト)、Fe2O3(ヘマタイト)の3つですが、約10万気圧かけると、FeOとFe3O4の間にいくつもの酸化物が出てきます。今回はそのうちFe4O5とFe5O6についてその安定領域を調べたところ、ともに40万気圧で分解すること、FeOとFe3O4の間の酸化物はその圧力以上では全てなくなってしまうことがわかりました。